部材をお探しの方へ: COBテープライト 全12色(DC24V・5m巻 税込¥2,310) DC24V電源
病棟 照明ガイド

病棟の照明の考え方
夜間巡回と安眠の両立・仰向けの患者にまぶしくない光・足元灯

病棟の照明の難しさは2つ。「夜、患者を起こさずに巡回する」ことと、「仰向けで天井を見ている人に光源を直撃させない」ことです

仰向け目線でチェック 夜間は足元灯の回路だけ 昼夜の切り替えを設計 約12W/mで電源を計算
病棟の廊下の照明のイメージ
この記事について(正直な線引き) 当店はLEDテープライトと電源・調光器の店で、ベッドまわりの読書灯・処置灯・メディカルコンソールなどの医療設備照明、病室の主照明の灯体は取り扱っていません。この記事は病棟に共通する考え方の整理と、廊下・共用部の足元灯・間接照明など当店の部材が実際に役立つ範囲の設計です。外来・待合の考え方はクリニック・病院の照明の解説に分けています。施工の実績を示す記事ではなく、検討の前に読む手引きです。
この配線で使う実物(当店の取り扱い)
COBテープライト(DC24V・約12W/m・1巻5mで約60W)DC24V電源 200W・300W・400W

病棟の照明の軸は2つ

① 仰向けの人に光源を直撃させない

患者は仰向けで天井を見て過ごす時間が長い——これが病棟が他の施設と決定的に違う点です。天井の光源が視線に直撃しない配光・配置を選び、間接照明(天井・壁を照らす光)を混ぜると、寝ている人にやさしい部屋になります。確認は必ず「ベッドに横になった目線」で行ってください。

② 夜、起こさずに巡回できる光を作る

夜間の見回りのたびに主照明を点けていては誰も眠れません。床に近い低い位置の常夜灯(足元灯)を主照明と別回路で用意し、夜はそれだけを残します。光が顔の高さに届かないので患者は起きにくく、看護師は安全に歩けます。

昼夜の切り替え=生活リズムを照明で支える

時間帯光の作り方ポイント
日中明るく・白め昼夜のメリハリが生活リズムを支える。デイルームは窓の外光も活かす
夕方〜消灯前暖色に寄せて落とす調光でゆるやかに移行する。急な暗転を作らない
消灯後足元灯のみ顔の高さに光を出さない。トイレ動線の連続した光は残す
照度の数値について:屋内照明の規格はJIS Z 9125:2023、医療施設の設計では病院設備設計ガイドラインなどの専門資料が参照されます。具体的な数値は有償の規格書・専門資料で確認してください。当店で確認できていない数値をここに書くことはしません(照明基準の整理)。

足元灯の作り方(LEDテープの出番)

COBタイプは粒(ドット)が出ないため、暗い廊下でも点々が目に付かず、連続したきれいな線になります(COBとSMDの違い)。

長さと電源の計算

当店のCOBテープライトは約12W/m(1巻5mで約60W・単色の場合)です。電源は連続で使う負荷を定格の半分に収めます(電源の選び方(定格の半分))。

消費電力
約12W/m
COB24シリーズ(単色)・1巻5mで約60W
電源の使い方
定格の半分
300W→2巻/400W→3巻
1列の長さ
5m前後で給電
長い廊下は給電点を先に計画する

計算の例:廊下の足元灯50m分=約600W。DC24V 400W電源3台に分け(各約17m・約200Wずつ)、5m前後ごとに給電します(電圧降下の考え方電源の置き場所の決め方)。夜間は調光で絞るため実消費はさらに小さくなります。非常時の照明は建築の非常用照明設備の領分=足元灯はその代替にはなりません

部材のまとめ(当店で揃うもの)

部材当店の取り扱い用途
LEDテープ(単色)COBテープライト 24V 全12色・5m巻 ¥2,100+税(税込¥2,310)足元灯・手すり下端・デイルームの間接照明
電源DC24V 200W/300W/400W廊下の区画ごとに1台
調光器単色調光器 RFリモコン付夕方〜夜間の減光
アルミフレーム通常型25mm・埋め込み型20mmストレッチャー・清掃機器が当たる高さの保護
シリコンカバー8〜15mm対応病棟表示・誘導のライン

当店のテープはIP20の屋内専用です。浴室・洗浄室には使えません(IP等級の選び方)。

まとまった数量・法人でのご購入は大量購入のご案内もご覧ください。

検討前チェックリスト

よくある質問(FAQ)

病室の照明で気をつけることは何ですか?
患者は仰向けで天井を見て過ごす時間が長い、という点が他の施設と決定的に違います。天井の光源が視線に直撃しない配光・配置を選び、間接照明で天井や壁を照らす光を混ぜると、寝ている人にやさしい部屋になります。日中はしっかり明るく、夜は落とすという昼夜の切り替えも大切です。
夜の巡回で患者を起こさないための照明はありますか?
足元の低い位置に仕込む常夜灯(足元灯)が定番です。廊下と病室の入口まわりの床近くを弱く照らしておくと、看護師は主照明を点けずに安全に歩けて、光が顔の高さに届かないため患者は起きにくくなります。夜間専用の回路として主照明と分けておくのがポイントです。
ベッドまわりの読書灯や処置灯もLEDテープで作れますか?
ベッドまわりの読書灯・処置灯・ナースコールと一体の設備は、メディカルコンソールなど医療設備の領分で、当店の部材で置き換えるものではありません。当店のテープが役立つのは、病室の間接照明、廊下・トイレへの誘導の足元灯、デイルームなど共用部の範囲です。
病棟の廊下の夜間照明はどう設計しますか?
日中用の主照明と夜間用の減光回路を分けるのが基本です。夜間は足元灯だけを残すか主照明を大きく絞り、病室に漏れる光を減らします。トイレへの動線は転倒リスクが高いため、夜間でも段差と方向が分かる連続した光を残してください。
廊下の足元灯を50m分入れる場合、電源は何Wが要りますか?
当店のCOBテープは約12W/mなので50mで約600Wです。電源は定格の半分で使う考え方から、DC24V 400W電源3台に系統を分けます。1列は5m前後で給電を分けないと末端が暗くなります。夜間は調光で絞るため、実際の消費電力はさらに小さくなります。

関連するLED選び方ガイド

LED PRO SHOP のCOBテープライト

DC24V・5m巻の全12色、¥2,100+税(税込¥2,310)です。320粒/m・テープ幅8mm・カット単位50mm・Ra>90・IP20(屋内専用)・寿命5万時間。1巻から購入でき、ご入金確認後3営業日以内に発送します。

COBテープライト 全12色を見る