部材をお探しの方へ: COBテープライト 全12色(DC24V・5m巻 税込¥2,310) DC24V電源
クリニック・病院 照明ガイド

クリニック・病院の照明の選び方
診察室の演色性・待合室の落ち着き・LEDテープが効く場所

診察室は「正しく見える光」、待合室は「不安を和らげる光」、受付は「作業ができる光」。部屋ごとの役割分担が出発点です

診察室はRa90以上 待合は間接照明で柔らかく 夜間の暗さも設計する 約12W/mで電源を計算
クリニックの待合室の照明のイメージ
この記事について(正直な線引き) 当店はLEDテープライトと電源・調光器の店で、無影灯・検査用照明などの医療用照明器具、および診察室の主照明となるベースライトの灯体は取り扱っていません。この記事の前半は医療機関の照明に共通する考え方の整理、後半は受付・待合・動線など当店の部材が実際に役立つ場所の設計です。産科・健診センターなど個別の施設形態にも共通する内容です。施工の実績を示す記事ではなく、検討と発注の前に読む手引きです。
この配線で使う実物(当店の取り扱い)
COBテープライト(DC24V・約12W/m・1巻5mで約60W)/DC24V電源 200W・300W・400W

部屋ごとの役割分担から始める

部屋光の役割色温度の目安ポイント
診察室顔色・肌の色が正しく見える4000〜5000KRa90以上。視診は色の情報で判断する場面が多い
待合室不安を和らげる3000〜3500K全体照明は控えめ+間接照明で柔らかく
受付・会計記入・端末操作ができる3500〜4000K待合より一段明るく。カウンター下の間接光が目印になる
廊下・トイレ安全な移動3000〜4000K段差・ドアが見えること。夜間は足元灯に切り替え
処置室・検査室——★無影灯・検査照明は医療機器の領分=専門メーカーへ
照度の数値について:屋内照明の規格はJIS Z 9125:2023、医療施設の設計では病院設備設計ガイドラインなどの専門資料が参照されます。具体的な照度値は有償の規格書・専門資料に収録されているため、設計に使う数値はそちらで確認してください(JISの体系は照明基準の整理へ)。

診察室=演色性が仕事をする部屋

診察室の照明で妥協してはいけないのが演色性です。顔色の赤み・黄ばみ・チアノーゼ・発疹の色は、演色の悪い光の下では正しく見えません。Ra90以上を目安にし、肌の赤の再現に効くR9も確認できるとより安心です(CRI・Ra値の見方/R9の見方)。

色温度は4000〜5000Kの自然な白が一般的です。電球色に寄せすぎると肌の赤みの判断がしにくくなり、逆に6500Kのような青白い光は患者さんの顔を実際より悪く見せます。

待合室=「明るければ良い」から離れる

医療機関の待合は、不安を抱えた人が長く座る場所です。事務室のような強く均一な光より、天井全体は控えめ+壁や天井を照らす間接照明の組み合わせのほうが落ち着きます。

夜間・当直の暗さ設計

診療後の院内・夜間の病棟廊下は「全部消す」でも「全部点ける」でもなく、安全に歩ける最低限の光を残す設計にします。廊下の足元灯・受付の常夜灯は主照明と回路を分け、調光で絞れるようにしておくと運用が楽です。病棟の夜間照明の考え方は病棟の照明の解説に分けてまとめています。

長さと電源の計算

当店のCOBテープライトは約12W/m(1巻5mで約60W・単色の場合)です。電源は連続で使う負荷を定格の半分に収めます(電源の選び方(定格の半分))。

消費電力
約12W/m
COB24シリーズ(単色)・1巻5mで約60W
電源の使い方
定格の半分
200W→1巻/300W→2巻/400W→3巻
1列の長さ
5m前後で給電
長くつなぐと末端が暗くなる(電圧降下)

計算の例:待合のコーブに10m+受付カウンターに3m=合計13mで約156W。電源は定格の半分で使う考え方から、DC24V 400W電源1台をおすすめします。夜間も点ける足元灯は回路を分けます(系統分けの考え方)。

部材のまとめ(当店で揃うもの)

部材当店の取り扱い用途
LEDテープ(単色)COBテープライト 24V 全12色・5m巻 ¥2,100+税(税込¥2,310)待合の間接照明・受付カウンター・夜間足元灯・院名サイン
電源DC24V 200W/300W/400W待合系統・夜間系統ごとに1台
調光器単色調光器 RFリモコン付診療時間帯と夜間の切り替え
アルミフレーム通常型25mm・埋め込み型20mm放熱・保護・埃がたまらない閉じた納まり(清掃性)
シリコンカバー8〜15mm対応院名サイン・案内のライン

当店のテープはIP20の屋内専用です。屋外サイン・水まわりには使えません(IP等級の選び方)。歯科の個別の考え方は歯科クリニックの照明ガイド、介護施設は介護施設の照明ガイドにまとめています。

まとまった数量・法人でのご購入は大量購入のご案内もご覧ください。

検討前チェックリスト

よくある質問(FAQ)

診察室の照明で大事なことは何ですか?
顔色・肌・粘膜の色が正しく見えることです。視診は色の情報で判断する場面が多いため、演色性Ra90以上の光をおすすめします。色温度は4000〜5000Kの自然な白が一般的です。なお、処置・手術用の無影灯や検査用の照明は医療機器・専門器具の領分で、一般照明とは別に考えてください。
待合室を居心地よくする照明のコツはありますか?
天井の全体照明を少し控えめにして、壁や天井を照らす間接照明を混ぜることです。医療機関の待合は不安を抱えた人が座る場所なので、均一で強い光より明暗のやわらかいグラデーションがある光のほうが落ち着きます。色温度は3000〜3500K程度の暖かめが向きます。
病院の照度基準はどこで決まっていますか?
屋内照明の規格としてはJIS Z 9125:2023(屋内照明基準)があり、医療施設の設計では病院設備設計ガイドラインなどの専門資料も参照されます。具体的な照度値は有償の規格書・専門資料に収録されているため、設計に使う数値はそちらで確認してください。
クリニックでLEDテープはどこに使えますか?
受付カウンターの下面や背面サイン、待合室の間接照明(コーブ・壁のライン)、廊下の夜間の足元灯、院名サインなどです。診察・処置に関わる照明は専門の領分なので、テープは患者さんの気持ちに効く場所(待合・動線)に使うのが適材適所です。
待合室の間接照明と受付まわりで、電源は何Wが要りますか?
当店のCOBテープは約12W/mです。待合のコーブに10m、受付カウンターに3mなら合計13mで約156W。電源は定格の半分で使う考え方から、DC24V 400W電源1台をおすすめします。夜間も点ける足元灯は回路を分けておくと運用が楽です。

関連するLED選び方ガイド

LED PRO SHOP のCOBテープライト

DC24V・5m巻の全12色、¥2,100+税(税込¥2,310)です。320粒/m・テープ幅8mm・カット単位50mm・Ra>90・IP20(屋内専用)・寿命5万時間。1巻から購入でき、ご入金確認後3営業日以内に発送します。

COBテープライト 全12色を見る