部材をお探しの方へ: COBテープライト 全12色(DC24V・5m巻 税込¥2,310) DC24V電源
美術館・ギャラリー 照明ガイド

美術館・ギャラリーの照明の選び方
作品を傷めない光・演色性R9・展示ケースとウォールウォッシュ

展示照明は「明るくする」より先に「作品を傷めない」が来ます。順番を間違えなければ、部材選びは難しくありません

作品側の条件が先 赤の再現はR9で見る 映り込みを消す 約12W/mで電源を計算
ギャラリーの展示照明のイメージ
この記事について(正直な線引き) 当店はLEDテープライトと電源・調光器の店で、美術館の主役であるスポットライト(ピクチャースポット・トラック照明の灯体)は取り扱っていません。この記事の前半は作品を扱う照明に共通する考え方の整理、後半は展示ケース・ウォールウォッシュ・サインなど当店の部材が実際に役立つ場所の設計です。施工の実績を示す記事ではなく、検討と発注の前に読む手引きです。
この場所の実装に使う部材(当店の実物)
COBテープライト(DC24V・約12W/m・Ra90超)/DC24V電源/アルミフレーム

最初に決めるのは「作品をどこまで光に当ててよいか」

展示照明の設計は器具選びからではなく、作品側の条件の確認から始まります。

色の見え方=Raだけでなく「R9」を見る

絵画・工芸の照明で「色がくすむ」原因の多くは演色性です。平均演色評価数Raに加えて、彩度の高い赤の再現を示すR9が重要で、Raが高くてもR9の低い光では赤・オレンジの絵の具が沈んで見えます(R9・特殊演色評価数の見方)。

確認する項目見方
Ra(平均演色)90以上が展示用途の出発点。当店のCOBテープはRa90超(CRI・Ra値の見方)
R9(赤の再現)赤が主役の作品・漆・染織では特に効く。仕様書にR9の記載がある光源を選ぶ
色温度油彩・木彫・和の工芸は3000K前後の暖色、写真・現代アートは4000K前後も使われる。★展示室単位でそろえるのが原則
色のばらつき(SDCM)複数本並べるウォールウォッシュではロット内の色ばらつきが目立つ(SDCM・色バラつきの見方)

LEDテープが役立つ場所(スポットの代わりではなく)

作品を狙って照らすのはスポットライトの仕事です。テープが効くのは「面」と「線」の光が要る場所です。

映り込み・グレアの消し方

長さと電源の計算

当店のCOBテープライトは約12W/m(1巻5mで約60W・単色の場合)です。電源は連続で使う負荷を定格の半分に収めます(電源の選び方(定格の半分))。

消費電力
約12W/m
COB24シリーズ(単色)・1巻5mで約60W
電源の使い方
定格の半分
200W→1巻/300W→2巻/400W→3巻
1列の長さ
5m前後で給電
ウォールウォッシュの色ムラ防止にも効く

計算の例:幅6mの壁2面をコーニスから照らすなら合計12mで約144W=DC24V 200W電源1台に収まります。展示替えで構成が変わる館は300Wにして余裕を持たせると組み替えが楽です。ケース内などごく短い回路が多い場合は、電源を1か所にまとめて配線を分けると保守が楽になります(電源の置き場所の決め方)。

部材のまとめ(当店で揃うもの)

部材当店の取り扱い用途
LEDテープ(単色)COBテープライト 24V 全12色・5m巻 ¥2,100+税(税込¥2,310)ケース内・ウォールウォッシュ・サイン・足元誘導
電源DC24V 200W/300W/400W展示室・系統ごとに1台
調光器単色調光器 RFリモコン付展示ごとの明るさ調整
アルミフレーム通常型25mm・埋め込み型20mm放熱と仕上げ。ケース内の熱だまり対策にも
シリコンカバー8〜15mm対応企画展サイン・誘導ライン

当店のテープはIP20の屋内専用です。屋外サイン・水景まわりには使えません(IP等級の選び方)。スポットライト・トラック灯体は照明メーカーの製品からお選びください(レールの取り付け自体はダクトレールの施工解説があります)。

まとまった数量・法人でのご購入は大量購入のご案内もご覧ください。

検討前チェックリスト

よくある質問(FAQ)

美術品の展示照明で最初に確認することは何ですか?
作品側の条件です。素材(油彩・水彩・紙・染織・写真など)によって光に対する強さがまったく違い、感光性の高い作品は照度の上限や年間の累積露光を管理するのが博物館の実務です。具体的な上限値は所蔵品の保存方針・学芸側の基準で決まるため、照明の設計はまず「この作品はどこまで光を当ててよいか」を確認してから始めてください。
LEDは作品を傷めないと聞きましたが本当ですか?
LEDは白熱灯やハロゲンと比べて紫外線・赤外線の放射が少なく、作品保護の面で有利なのは事実です。ただし「傷めない」ではなく「傷みが遅い」が正確で、可視光そのものにも退色を進める作用があります。感光性の高い作品では照度と点灯時間の管理が引き続き必要です。
絵画の色がくすんで見えるのはなぜですか?
光の演色性が足りていないことが多いです。平均演色評価数Raに加えて、絵画では特に「彩度の高い赤」の再現を示すR9が重要で、Raが高くてもR9が低い光では赤やオレンジの絵の具が沈んで見えます。当店のCOBテープはRa90超です。
ギャラリーでLEDテープはどこに使えますか?
スポットライトの代わりではなく、面と線の光が要る場所です。定番は①展示ケース・棚の中②壁面のウォールウォッシュ(コーニスから壁全体を均一に照らす)③解説パネル・サインまわり④暗い展示室の床の誘導ラインです。どれも光源を見せず、映り込みを避ける位置に仕込みます。
ウォールウォッシュ用に壁一面を照らす場合、電源は何Wが要りますか?
当店のCOBテープは約12W/mです。幅6mの壁2面をコーニスから照らすなら合計12mで約144W。電源は定格の半分で使う考え方から、DC24V 300W電源1台 をおすすめします。展示替えで長さが変わる可能性があるなら、余裕を見て300Wにしておくと組み替えが楽です。

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DC24V・5m巻の全12色、¥2,100+税(税込¥2,310)です。320粒/m・テープ幅8mm・カット単位50mm・Ra>90・IP20(屋内専用)・寿命5万時間。1巻から購入でき、ご入金確認後3営業日以内に発送します。

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