部材をお探しの方へ: COBテープライト 全12色(DC24V・5m巻 税込¥2,310) DC24V電源
選び方ガイド

COB LED 赤の選び方|単色620〜640nm・RGB・植物育成660nmの違い
赤色テープライトの選定ミスで起きる3つのトラブルと用途別基準

単色620〜640nm・RGB設定・植物育成660nm — 3種類の違いと失敗しない用途別選定基準

公開: 2026-05-23 | 対象: LED施工業者・仕入れ担当者

選び間違いで起きる3つのトラブル

トラブル① 演出色が出ない(RGB↔単色の混同)

「赤」と指定されたRGBコントローラー付きテープライトを、固定赤色の演出ラインに使うと、コントローラーなしでは点灯しません。逆に、単色赤テープを「色を変えたい」用途に使うと色変更ができず再施工が必要です。

トラブル② 植物育成効果ゼロ(波長の混同)

植物の光合成に最も効果的な波長は660nm(深赤)です。一般的な演出用赤色テープライトは620〜640nmが主流で、この帯域では光合成への寄与が低く育成効果がほとんど得られません。植物育成目的なら必ず660nm製品を選んでください。

トラブル③ 屋外設置で浸水故障(IP等級不足)

屋外外構・エントランスの赤色ライン照明にIP44以下の製品を使うと、雨水の浸入でショートし数ヶ月で故障します。屋外露出部はIP65以上が必須です。

色で選ぶなら(当店の実物)
COBテープライト 全12色(Ra90超・DC24V・5m巻 税込¥2,310)。色温度・演色の見え方は1巻から実物で確かめられます

赤色テープライト 3種類の比較

種類 波長・発光 主な用途 色変更 植物育成 コスト
単色赤色LED
(620〜640nm)
620〜640nm
固定赤色発光
ゲーミング演出・クリスマス装飾・バーカウンター・外構ライン照明 不可 効果低
RGB設定
(赤チャンネル使用)
R620nm+G530nm+B455nm
混色で赤を再現
複数色を使い分けたい演出・イベント照明・色変更可能な装飾ライン 可能 不適
植物育成LED
(660nm 深赤)
660nm
植物吸収ピーク帯
グリーンウォール・屋内農業・観葉植物育成補光 不可 最高 中〜高

※ 植物育成目的には660nm製品のみ対応。演出用620〜640nm製品では育成効果が得られません。

用途別 推奨タイプ

ゲーミング・PC周辺演出

デスク背面・PCケース内・棚の間接照明で固定赤色ラインを使用する用途。色変更が不要なため単色赤が最適。

推奨: 単色赤 620〜640nm / 12V / SMD5050

バーカウンター・クラブ照明

カウンター下・天井間接照明に赤色ラインを演出。なめらかな線状発光が必要な場合はCOB赤が有利。

推奨: COB赤色テープ / 24V / IP20

クリスマス・イベント装飾

季節に応じて赤→白→緑と色を変えたい場合はRGB。赤固定で問題なければ単色赤が明るく省コスト。

推奨: RGB(色変更必要時)/ 単色赤(固定時)

外構・エントランス照明

雨水が直接かかる屋外部分は必ずIP65以上を選定。単色赤のIP65製品で施工コストを抑えつつ耐久性を確保。

推奨: 単色赤 620〜640nm / 24V / IP65

グリーンウォール・植物補光

光合成ピーク波長660nmの植物育成専用製品を使用。一般演出用620〜640nmでは育成効果が期待できません。

推奨: 植物育成LED 660nm / 24V

暗室・フォトスタジオ

フィルム現像暗室の安全灯や、特殊撮影の赤色照明として活用。620〜640nm単色赤の低出力製品が適合。

推奨: 単色赤 620〜640nm / 12V / 低出力タイプ

屋外・水回り設置時のIP規格選定表

設置環境必要IP等級理由
屋内(乾燥)IP20以上防水不要・コスト最小
軒下・半屋外IP44以上水しぶき・湿気対策
屋外露出・外壁IP65以上雨水直接かかる環境
水中・水槽・噴水IP67〜IP68水没対応・常時浸漬
食品工場・厨房IP65+食品衛生法適合洗浄水・油煙対策

赤は「他の色と同じ感覚」で扱うと失敗します

問い合わせで多いのがこの3点です。白や青と同じつもりで設計すると、あとから効いてきます。

① 同じW数でも、赤は暗く見える

人の目は波長によって感度が違い、緑(555nm付近)がいちばん明るく感じます。赤(620〜640nm)はそこから外れているため、 同じ消費電力でも「暗い」と言われます。これは製品の不良ではなく、目の特性です。 白と赤を並べる演出では、赤側を長めに回すか、W/mの高いものを選んでください。 「白と同じ本数を入れたのに赤だけ弱い」というクレームは、ほぼこれが原因です。

② 赤は熱に弱い — 夏場に暗くなるのはこれ

赤色LEDはAlGaInP系という材料で作られており、白や青のInGaN系とは別物です。 そしてAlGaInP系は、接合部の温度が上がると光の出力と波長が落ちやすいという性質があります。 白のテープと同じ場所に同じように付けても、赤だけ夏に暗くなることがあるのはこのためです。

対策は放熱です。アルミフレームに入れる、密閉したカバーの中に押し込まない、W/mの高いものを長時間フル点灯させない。 正直なところ、屋外の外構や、直射日光が当たるサインの中では、赤は白より条件が厳しいと考えて設計したほうが安全です。 うちは赤を使う案件では、白のときより放熱側に余裕を取るようにしています。

③ 順電圧が違うので、混在させると調光が揃わない

赤色LEDは順電圧(Vf)が白や青より低めです。同じ電源・同じ調光器で白と赤を混ぜて回すと、 絞ったときに片方だけ先に消える・ちらつくことがあります。 演出で複数色を使うなら、色ごとに回路を分けるのが確実です。

当店の赤(COB24-RD)の実物と仕様 — この記事の話をそのまま当てはめると

ここまでの「赤の扱い方」を、当店で売っているCOBテープライトの赤(型番 COB24-RD)に当てはめると次のとおりです。写真は実物の点灯写真で、合成ではありません。

COBテープライト 24V レッド(COB24-RD)の点灯イメージ COBテープライト 24V レッド(COB24-RD)の発光面。粒が見えない連続発光
型番COB24-RD(COBテープライト 24V レッド)
発光赤の単色(AlGaInP系)。COBなので粒(ドット)が出ない連続発光
電圧・長さDC24V・5m巻・カット単位50mm(線の上で切る)
幅・密度幅8mm・320粒/m
消費電力約12W/m(1巻5mで約60W)
防護等級IP20(屋内専用。屋外・水まわりは不可)
価格¥2,100+税(税込¥2,310)/5m巻。1巻から購入可・ご入金確認後3営業日以内に発送
電源(別売)DC24V 200W(1巻まで)/300W(2巻まで)/400W(3巻まで)。定格の半分で使う

放熱 — フレームに入れる前提で見積もる

本文②のとおり赤は熱で暗くなりやすいので、当店ではCOB24-RDをアルミフレーム(通常型25mm・埋め込み型20mm)に入れる前提で部材を組んでいます。幅8mmなのでどちらにも収まります。密閉したシリコンカバーだけで屋内サインを作る場合は、長時間のフル点灯を避けるか、調光で少し落として使ってください。

白と並べる・調光する — 回路を分ける

本文③のとおり、白(COB24-W3Kなど)と赤を同じ調光器で回すと絞ったときに揃いません。色ごとに回路を分け、調光は単色調光器を色ごとに付けてください。色をあとから変えたい演出なら、単色の赤ではなくRGB24+コントローラーの方が合います。

全12色の仕様と電源の選び方はCOBテープライトの売り場ページにまとめています。

発注前チェックリスト(7項目)

以下を確認してから発注してください

  • 用途は「演出固定赤色」か「色変更あり(RGB)」か「植物育成」かを決めているか
  • 植物育成目的の場合、波長が660nmであることを仕様書で確認しているか
  • 設置場所のIP等級要件を確認しているか(屋外露出 → IP65以上)
  • 使用する電源電圧(12V / 24V)とテープライトの定格電圧が一致しているか
  • COB(粒感なし)とSMD(粒感あり)のどちらの発光スタイルが必要かを確認しているか
  • RGB製品の場合、コントローラー・レシーバーとの互換性(PWM / DMX)を確認しているか
  • 必要な全長に対してPSU容量(W数)が足りているかを計算しているか

よくある質問

テープライト 赤と植物育成LED 赤は同じですか?
異なります。演出用の単色赤色テープライトは620〜640nm帯が主流ですが、植物育成で最も光合成効率が高い波長は660nm(深赤)です。620〜640nm製品を植物育成に使うと育成効果が大幅に低下するため、用途に応じた製品選定が必要です。
RGBテープライトで赤色を出す場合と単色赤テープライトの違いは?
RGBテープライトはコントローラーの設定で赤を出しますが、単色赤と比べると製品コストが高くなります。固定で赤色のみ使用する場合は単色赤(620〜640nm)の方が明るく・コストも低く・寿命も長くなります。
屋外で赤色テープライトを使う場合に必要なIP等級は?
軒下など雨水の直接かからない場所はIP44以上、雨水が直接かかる屋外露出部分はIP65以上が必要です。水没環境(プール・噴水)ではIP67〜IP68が必要です。防水等級が不足すると数ヶ月で漏水・ショートが発生します。
COB LEDの赤色テープライトとSMD LEDの赤色テープはどう違いますか?
COB赤色テープはチップが連続で並ぶため粒感がなくなめらかな線状発光が得られます。SMD赤色テープは点状の粒感が出ます。バーカウンターの間接照明・装飾ラインなど「線で魅せる」用途ではCOBが有利、ポイント照明・スポット演出ではSMDが適しています。

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LED PRO SHOP でお取り扱いしているのは、DC24V・5m巻のCOBテープライト全12色(¥2,100+税・税込¥2,310・Ra>90・IP20 屋内専用)、シリコンカバー、アルミフレーム4シリーズ、DC電源装置6点、コントローラー3点です。防水・防湿仕様の製品、Ra95以上の高演色品、人感センサー、DALI/DMX/0-10V制御機器のお取り扱いはありません。

COBテープライト 全12色を見る(DC24V・5m巻 ¥2,100+税/税込¥2,310・Ra>90・IP20 屋内専用)