200㎡のインドアサイクリングスタジオ。週30クラス・定員25名を運営するこのスタジオでは、開業当初から設置していた蛍光灯の白色固定照明が長年の課題だった。「近隣に新しいスタジオがオープンして、向こうは照明が音楽と連動して変わる。うちは古い蛍光灯の白色一辺倒で、会員から『あっちのほうが雰囲気いい』という声が出始めていた」とオーナーは振り返る。
シャワー室の防水なし蛍光灯も球切れが頻発し、月2〜3本のランプ交換が続いていた。スタジオの大きなガラス窓から昼間の日光が差し込む時間帯は照明の印象が薄れてしまう問題もあった。
LED PRO SHOPへの相談でRGBテープLED+DMXコントローラーによるダイナミック調光設計と、シャワー室IP65防水LEDの4ゾーン提案を受けた。「プログラムに合わせて照明が変わる仕組みをLEDで実現できると聞いて即決でした」と導入決定となった。
インドアサイクリングスタジオ オーナー の声
「クラスの盛り上がりが段違いです。ピーク区間でストロボ調に切り替えた瞬間、参加者から歓声が上がるようになりました。シャワー室の球切れも完全になくなって、スタッフの手間が激減しています。電気代も月1.5万円下がって想定以上の効果でした。」— 都内・インドアサイクリングスタジオ オーナー
インドアサイクリングスタジオの照明設計では、クラスの没入感を高めるRGB調光演出とシャワー室・更衣室の防水安全設計が会員継続率と施設安全の両面で重要です。欧米のバウチャードスタジオやフィットネス大手が導入するダイナミック照明は、音楽のBPMや強度区間に合わせて色・輝度が変化し、参加者のモチベーションを大幅に向上させます。
今回の施工では、スタジオにRGBWテープLED+DMXコントローラー(調光・変色対応)を採用し、シャワー室にIP65防水COBテープLED(4000K)、受付にRa90/3000Kの4ゾーン設計を構築。全体で45%の省エネと年間18万円削減を達成しました。
施工概要:インドアサイクリングスタジオ 200㎡(スタジオ140㎡・シャワー室20㎡・ロッカー20㎡・受付20㎡) / スタジオRGBW調光・シャワー室IP65/4000K・ロッカーIP44・受付Ra90/3000K / 施工費55万円 / 45%省エネ・年間18万円削減・回収2.8年
| エリア | 旧照明 | 新LED(COBテープ) | 削減率 |
|---|---|---|---|
| スタジオ(140㎡) | 業務用蛍光灯40W × 30本 = 1,200W Ra75 / 5000K 固定色 |
RGBWテープ 12W/m × 60m = 720W 調光・変色対応 IP20 |
40%削減 |
| シャワー室(20㎡) | 防水なし蛍光灯32W × 8本 = 256W Ra75 / 4200K |
COB 10W/m × 16m = 160W Ra85 / 4000K IP65防水 |
38%削減 |
| ロッカールーム(20㎡) | 蛍光灯32W × 6本 = 192W Ra75 / 4200K |
COB 10W/m × 12m = 120W Ra85 / 4000K IP44防湿 |
38%削減 |
| 受付・エントランス(20㎡) | 蛍光灯32W × 6本 = 192W Ra75 / 4200K |
COB 10W/m × 10m = 100W Ra90 / 3000K IP20 |
48%削減 |
| 合計 | 1,840W | 1,100W | 45%削減 |
インドアサイクリングクラスは通常45〜60分で構成され、ウォームアップ→高強度インターバル→クールダウンという強度変化があります。この強度変化に照明を連動させることで、参加者の体感的な運動強度と達成感が高まります。
| フェーズ | 時間 | 推奨色温度 | 輝度 | 効果 |
|---|---|---|---|---|
| ウォームアップ | 0〜10分 | 2700K 電球色 | 30〜50% | リラックス状態から徐々に覚醒 |
| 定常走行 | 10〜25分 | 4000〜5000K 白色 | 70〜80% | 集中力・持久力の維持 |
| ピークインターバル | 25〜40分 | RGB カラー/ストロボ | 90〜100% | 最大出力・アドレナリン分泌促進 |
| クールダウン | 40〜55分 | 2700〜3000K 電球色 | 20〜40% | 心拍数低下・ストレッチ誘導 |
| 項目 | 旧照明(年間) | 新LED(年間) | 削減額 |
|---|---|---|---|
| 電力費 稼働10h/日×360日=3,600h |
1,840W×3,600h=6,624kWh ×¥30=198,720円 |
1,100W×3,600h=3,960kWh ×¥30=118,800円 |
79,920円 |
| ランプ交換費 蛍光灯50本×年2回+緊急対応費 |
50本×2回×¥600+緊急5回×¥3,000= 75,000円 |
COB寿命50,000h(約13年以上) ほぼ交換不要 ≒0円 |
75,000円 |
| シャワー室対応費 球切れ対応・防水処理・工事費 |
月2〜3本×¥1,500+工事費 約45,000円 |
IP65で修繕ほぼ不要 ≒0円 |
45,000円 |
| 合計削減額 | 318,720円/年 | 118,800円/年 | 約180,000円/年 |
投資回収計算:施工費 550,000円(RGBWシステム・DMXコントローラー含む) ÷ 年間削減額 180,000円 = 約2.8年で回収。フィットネス施設は年間稼働日数が多く(年350〜360日)省エネ効果が最大化されます。
インドアサイクリングスタジオは高強度運動によって大量の汗と体熱が放散され、室内湿度が上昇します。スタジオ内のRGBWテープLEDはアルミチャンネルに実装し、放熱と湿気防護を両立させています。天井・壁面の換気設計と合わせて、LED器具周辺の湿度が常時65%以下に保たれる設計が推奨されます。
RGB照明のストロボモード(点滅効果)は、光感受性てんかんを持つ参加者に影響を与える可能性があります。点滅速度は3Hz以下(1秒間に3回以下)を遵守し、クラス開始前に「点滅照明使用クラス」の案内を掲示することを推奨します。DMXコントローラーでHzを固定設定することで安全な演出が実現できます。
スタジオのRGB照明は演出照明(非常照明ではない)のため、建築基準法に基づく非常灯・誘導灯は別系統で維持する必要があります。演出照明がオフになった際も非常口・避難経路の視認性が確保されるよう、回路設計段階で分離を徹底しています。
スタジオ・スポーツ施設で使われる直管蛍光灯・Hf蛍光灯は主要メーカーが2025〜2027年に製造終了予定。シャワー室など湿気環境では特に消耗が早く、補修部材が入手困難になる前にLED換装を計画することが重要です。
A. インドアサイクリングでは音楽とシンクロした照明演出が参加者のモチベーションと没入感を高めます。RGB LEDテープにDMXコントローラーを組み合わせることで、ウォームアップ(低輝度暖色)・ピーク(高輝度白・ストロボ)・クールダウン(低輝度寒色)と曲調に合わせた切り替えが可能です。固定単色照明と比較してリピート率が向上するケースが多く報告されています。
A. シャワー室はIP65以上(防塵完全保護・あらゆる方向からの噴流水保護)が必要です。ロッカールームはIP44(防塵・水しぶき保護)で対応可能です。IP20以下の一般室内用LEDをシャワー室に設置すると短絡・感電事故のリスクがあり、保険適用外となる場合もあります。
A. インドアサイクリングスタジオの場合、旧来の蛍光灯・ハロゲン照明から高効率COB LEDテープ+RGBシステムへの換装で40〜50%の省エネが見込めます。スタジオが1日8〜10時間稼働し、年間約350日以上運営される場合、年間15〜25万円程度の電気代削減効果が期待できます。施工費は規模にもよりますが3〜5年での投資回収が一般的です。
LED PRO SHOPではRGBW調光対応テープLED・IP65防水COBテープ・DMXコントローラー対応製品を取り揃えています。スタジオ演出用・シャワー室防水用・受付用途ごとに最適製品をお選びください。
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