施工事例 B-207

鉄板焼きレストラン LED照明施工事例
Ra95高演色・カウンター3000K4ゾーン設計
37%省エネ・年間15万円削減・回収2.8年

37%
省エネ率
15万円
年間削減額
2.8年
投資回収期間
Ra95
高演色性グレード

「食材の良さが照明で全部台無しになっていた」——Ra75の蛍光灯が殺していた霜降り肉の輝き

120㎡の鉄板焼きレストラン。カウンター16席・個室4室を抱えるこの店では、旧来のHf蛍光灯(Ra75/4200K)が高品質食材の魅力を損なっていた。「A5和牛の霜降りをお客様に見せる瞬間が一番大事なのに、蛍光灯の光では白色がくすんで見える。食材が持つ本来の美しさが伝わらない」とシェフは語る。

鉄板周辺の蛍光灯は油煙による汚れと劣化が早く、月に数本のランプ交換が発生。個室も4200K昼白色で「病院みたい」という印象を与えることがあり、高級感の演出に課題を感じていた。

LED PRO SHOPへの相談で、カウンターRa95/3000K・鉄板エリアIP44防湿・個室間接照明の4ゾーン設計が提案された。「食材の見え方がここまで変わるとは想像していなかった」と導入を決定した。

鉄板焼きレストラン オーナーシェフ の声

「3000K/Ra95に変えてから、A5和牛を目の前に置いたときにお客様の顔が変わるんです。『うわ、きれい』という声が確実に増えました。鉄板周辺の油汚れによるランプ交換もほぼなくなって、スタッフの手間が大幅に減りました。電気代も月1万円以上下がっています。」
— 都市部・鉄板焼きレストラン オーナーシェフ

よくある失敗例:鉄板焼き店のLED化でありがちな問題

鉄板焼き照明特有の「食材表現と防湿の両立」課題

鉄板焼きレストランの照明設計では、高演色性による食材の美しい表現鉄板周辺の防湿・防油設計の両立が極めて重要です。ライブクッキングの臨場感を高め食材の魅力を最大限に引き出すには、演色性がダイレクトに影響します。

今回の施工では、カウンターにRa95/3000K COBテープLED、鉄板・グリルエリアにはIP44防湿仕様/5000K/Ra90を採用。個室4室は調光ディマー付き間接照明で高級感を演出し、4ゾーン全体で37%の省エネを達成しました。

施工概要:鉄板焼きレストラン 120㎡(カウンター16席・個室4室) / カウンターRa95/3000K・鉄板エリアIP44/5000K・個室2700K調光対応・外装IP65防水 / 施工費42万円 / 37%省エネ・年間15万円削減・回収2.8年

施工前後 照明スペック比較

エリア旧照明新LED(COBテープ)削減率
カウンター(40m) Hf蛍光灯32W × 20本 = 640W
Ra75 / 4200K
COB 10W/m × 40m = 400W
Ra95 / 3000K
IP20
38%削減
鉄板・グリルエリア(30m) 業務用Hf蛍光灯40W × 15本 = 600W
Ra75 / 5000K
COB 12W/m × 30m = 360W
Ra90 / 5000K
IP44防湿・防油
40%削減
個室4室(35m) ハロゲンダウンライト50W × 20本 = 1,000W
Ra80 / 3000K 固定
COB 8W/m × 35m = 280W
Ra92 / 2700K 調光対応
IP20
72%削減
外装・入口(15m) 外照式蛍光灯40W × 8本 = 320W
Ra65 / 6500K
COB 8W/m × 15m = 120W
2700K 温白色
IP65防水
63%削減
合計 2,560W 1,160W 55%削減(稼働時間考慮37%)

※実稼働省エネ率37%は、個室の非満席時間帯の調光運用と稼働パターン(11h/日×350日)を考慮した実測ベースの数値です。

4ゾーン別 設計詳細

ZONE A
カウンター席
色温度:3000K 電球色
演色性:Ra95(高演色)
テープ:COB 10W/m × 40m
照度:300〜500lx
IP規格:IP20(屋内標準)
目的:霜降り・食材の自然な発色再現
ZONE B
鉄板・グリルエリア
色温度:5000K 昼白色
演色性:Ra90
テープ:COB 12W/m × 30m
照度:700〜1,000lx
IP規格:IP44 防湿・防油
目的:調理精度向上・食材識別・安全衛生
ZONE C
個室4室
色温度:2700K 電球色
演色性:Ra92
テープ:COB 8W/m × 35m
照度:150〜400lx 調光対応
IP規格:IP20(屋内標準)
目的:高級感・接待・記念日演出
ZONE D
外装・入口
色温度:2700K 温白色
演色性:Ra90
テープ:COB 8W/m × 15m
消費電力:120W
IP規格:IP65 防水
目的:夜間の高級感演出・集客

Ra95が食材の美しさを引き出す理由

鉄板焼きのカウンター演出において演色性(Ra値)は決定的な役割を果たします。Ra95の高演色性は、太陽光に極めて近い発色で食材の色を忠実に再現し、霜降り肉のサシの輝き・野菜の鮮やかさ・魚介の新鮮な色合いを最大限に引き出します。

Ra75(旧蛍光灯)とRa95(新LED)の食材表現比較

食材Ra75(旧蛍光灯)の見え方Ra95(新LED)の見え方
A5和牛・霜降り サシの白さがくすんで見える。赤身の色みが不自然に緑偏り サシの純白が鮮明。赤身の深みある赤色が自然に再現される
新鮮野菜(アスパラ・にんじん) 緑・橙の彩度が低下。蛍光灯の偏りで野菜が古く見える場合あり 鮮やかな緑・橙の発色。野菜の瑞々しさが伝わる
伊勢海老・ホタテ 赤みが不自然。光沢感が弱く食欲を刺激しにくい 赤みと光沢が自然に再現。新鮮さと高級感が伝わる
食材全体への影響 食材の価値が半減するリスク 食材本来の魅力を最大限に表現
🥩
Ra95で食材が映える
霜降り肉のサシ・野菜の鮮やかさ・魚介の光沢が自然光同様に美しく発色
🛡️
IP44防湿で安全設計
鉄板周辺の油煙・蒸気環境に対応。漏電リスクと頻繁なランプ交換を排除
🕯️
個室調光で高級感
2700K調光対応で接待・記念日に合わせた雰囲気を自在に演出
💰
年間15万円削減
電力費10万+ランプ交換費5万を合計で削減。2.8年で投資回収

費用対効果の詳細計算

項目旧照明(年間)新LED(年間)削減額
電力費
稼働11h/日×350日=3,850h(実稼働換算)
2,560W×3,850h=9,856kWh
×¥30=295,680円
1,160W×3,850h=4,466kWh
×¥30=133,980円
約100,000円
ランプ交換費
蛍光管63本+ハロゲン20本×年3回交換
蛍光管63本×3回×¥500=94,500円
ハロゲン20本×3回×¥300=18,000円
COB寿命50,000h
ほぼ交換不要 ≒0円
約50,000円
合計削減額 約408,180円/年 約133,980円/年 約150,000円/年

投資回収計算:施工費 420,000円 ÷ 年間削減額 150,000円 = 2.8年で回収。鉄板焼き店は稼働時間が長く(11h/日×350日)、省エネ効果が確実に蓄積されます。回収後は毎年15万円の純利益として積み上がります。

施工事例まとめ・主な達成指標

2027年問題:蛍光灯フェーズアウトへの対応

鉄板焼き店で広く使われるHf蛍光灯・直管蛍光灯は主要メーカーが2025〜2027年に製造終了予定。鉄板周辺の油煙環境では蛍光管の寿命が短縮し、補修部材確保が困難になる前の早期計画が重要です。

〜2026年既存蛍光灯の在庫流通・補修部品入手可
2027年〜一般蛍光灯の製造・輸入が事実上終了
2028年〜補修部品枯渇・修理不能化・照明コスト急増リスク

よくある質問

Q. 鉄板焼きレストランのカウンター照明に最適な色温度と演色性は何ですか?

A. 鉄板焼きカウンターの食材・肉のさし(霜降り)を最も美しく見せるには3000K電球色・Ra95以上が最適です。Ra95以上の高演色性により、サシの白さと赤身のコントラストが鮮明になり、食材の品質がより伝わります。カウンター越しのライブパフォーマンス演出にも温かみのある3000Kが適しています。

Q. 鉄板焼き店の鉄板周辺にはどの程度の防湿仕様が必要ですか?

A. 鉄板焼きの鉄板・グリル周辺は油煙・水蒸気・油跳ねが激しいため、IP44以上の防湿・防油仕様のCOBテープLEDが必要です。鉄板温度が高く油煙量も多いため、耐熱仕様のアルミチャンネルに収めて設置することで、長寿命と安全性を確保できます。

Q. 鉄板焼き個室の間接照明に適したLEDテープはどれですか?

A. 鉄板焼き個室の間接照明には2700K〜3000K電球色・Ra90以上のCOBテープLEDが最適です。調光ディマーと組み合わせることで、来店客の属性(接待・記念日・カジュアル)に合わせた照度調整が可能になります。アルミチャンネルに収めてコーブ照明として設置すると高級感が増します。

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