施工事例 B-129

レンタルスペース・シェアオフィス LED照明施工事例
調光対応・演出照明・PIR節電・蛍光灯廃止
62%省エネ・年間18万円削減・投資回収3.2年

対象施設規模: 450㎡ / 導入製品: 調光対応COBテープ / 公開日: 2026-05-01
62%
消費電力削減率
18万
年間電気代削減
3.2年
投資回収期間
58万
施工費(税別)
Ra85
演色性(メインホール)
450㎡
施工面積

「セミナーとパーティーで照明を変えられない」——多目的施設の蛍光灯の限界

450㎡のレンタルスペース・シェアオフィス。セミナー・ワークショップ・パーティー・テレワークと多様な用途に対応するこの施設では、蛍光灯の調光不可という制約が長年の課題だった。「セミナーでは明るく、懇親会では雰囲気を出したいのに、照明の切り替えができなかった」と施設オーナーは語る。

個室ブースや廊下の蛍光灯が予約空き時間も点灯し続け、電力の無駄遣いが続いていた。さらに「照明が蛍光灯で安っぽく見える」という利用者の声がSNSに書かれ、施設の評価に影響していた。

LED PRO SHOPへの相談でPWM調光COBテープ+PIRセンサーの4ゾーン設計が提案された。「利用者の評価改善まで踏み込んで提案できた業者はここだけだった」と導入決定となった。

レンタルスペース 施設オーナー の声

「照明を変えてから、利用者の方から『雰囲気がよくなった』『また利用したい』という声が増えました。電気代も年間18万円下がり、予約率も改善しています。PIRセンサーで廊下の電気を気にする必要がなくなったのも助かっています。」
— 関東地方・レンタルスペース 施設オーナー

よくある失敗例:レンタルスペースのLED化でありがちな問題

施設概要と照明課題

レンタルスペース・シェアオフィスは、セミナー・ワークショップ・パーティー・テレワークなど多目的に利用される。利用目的に応じて照明の明るさや雰囲気を変えられることが施設の差別化要因となる。従来の蛍光灯(FL・Hf)は調光が難しく、常に一定の光量で稼働するため、少人数利用時も満灯で電力を消費してしまうという非効率が問題だった。

本事例では、調光対応COBテープを全ゾーンに採用し、利用目的に応じた照明制御を実現。PIR人感センサーを廊下・個室に設置して不在時の自動消灯を導入した結果、全体で62%の省エネを達成した。

ゾーン別 LED設計

ZONE A
メインホール・セミナースペース(200㎡)
製品: 調光対応COBテープ 10W/m × 80m
消費電力: 800W→調光60%=480W実効(旧: Hf40W×30本=1,200W)
演色性: Ra85 / 色温度: 4000K(中白色)
特徴: 調光コントローラで20〜100%の連続調光。セミナー(高照度)・パーティー(低照度)・映像上映(20%)の3モードをワンタッチ切替。
省エネ: 60%削減(実効)
ZONE B
個室ブース・集中ワークスペース(150㎡)
製品: COBテープ 8W/m × 60m(PIR人感センサー制御)
消費電力実効: 216W(旧: FL20W×40本=800W)
演色性: Ra85 / 色温度: 5000K(昼光色)
特徴: 5000K昼光色で集中力・作業効率向上。PIRで無人ブースを自動消灯、稼働率50%換算で216W実効。蛍光灯廃止完了。
省エネ: 73%削減(実効)
ZONE C
受付・ラウンジ(70㎡)
製品: 調光対応COBテープ 6W/m × 30m
消費電力: 180W→調光50%=90W実効(旧: FL20W×15本=300W)
演色性: Ra85 / 色温度: 3000K(電球色)
特徴: 電球色3000Kで温かみのある受付空間を演出。通常は50%調光で省エネ、来客時に100%へワンタッチ昇光。
省エネ: 70%削減(実効)
ZONE D
廊下・トイレ・非使用エリア(PIR節電)
製品: COBテープ 6W/m × 40m(PIR人感センサー制御)
消費電力実効: 72W(旧: FL20W×20本=400W)
演色性: Ra80 / 色温度: 4000K(中白色)
特徴: PIRで通行者のみ点灯。廊下・トイレの点灯率は全時間の25%程度のため実効消費を大幅削減。
省エネ: 82%削減(実効)

消費電力・コスト削減 比較表

ゾーン旧照明(消費電力)新LED(消費電力)削減率
Zone A メインホール(調光)1,200W(Hf40W×30)480W実効(調光60%)60%
Zone B 個室ブース(PIR)800W(FL20W×40)216W実効(稼働率50%)73%
Zone C 受付ラウンジ(調光)300W(FL20W×15)90W実効(調光50%)70%
Zone D 廊下・トイレ(PIR)400W(FL20W×20)72W実効(稼働率25%)82%
合計2,700W858W実効62%削減

投資回収シミュレーション

採用製品の選定理由

メインホール: 調光対応COBテープ 10W/m(Ra85 / 4000K)

レンタルスペースのメインホールは、利用シーンが最も多様なエリア。調光対応COBテープと調光コントローラを組み合わせることで、セミナー(100%・高照度で板書視認性確保)・パーティー(60%・落ち着いた雰囲気)・映像上映(20%・スクリーン視認優先)の3パターンをワンタッチで切り替えられる。利用者の満足度向上と電気代削減を同時に実現できる。

個室ブース: COBテープ 8W/m + PIR人感センサー(Ra85 / 5000K)

シェアオフィスの個室ブースは利用者が入退室するたびに点灯・消灯が発生する。PIRセンサーを設置することで、退室後の消し忘れを防止し、稼働率に応じた消費電力の最適化が可能になる。5000K昼光色は作業・集中に最適な光環境を提供し、利用者の生産性向上にも寄与する。

受付・ラウンジ: 調光対応COBテープ 6W/m(Ra85 / 3000K)

受付エリアは施設の第一印象を決める空間。電球色3000Kは温かみのある雰囲気を演出し、来訪者にリラックスした印象を与える。通常は50%調光で省エネ運用し、来客・イベント時のみ100%に昇光することで、雰囲気と省エネを両立できる。

調光制御の導入効果

調光対応COBテープへの移行で、照明コストの「使った分だけ払う」最適化が可能になる。週末のパーティー利用(夜間・演出重視)と平日のテレワーク利用(昼間・高照度重視)では最適な照度レベルが大きく異なる。調光制御を導入することで、施設の稼働率と収益性を維持しながら電気代を最小化できる。

また、調光対応COBテープは色温度の調整も可能(白色〜電球色の範囲)なモデルを選ぶことで、さらなる演出の幅が広がる。特に撮影スタジオやヨガスタジオを兼ねる複合型レンタルスペースでは、この機能が差別化ポイントになる。

施工上のポイント

営業日に施工できないため、週末の閉館後(22時以降)から月曜の開館前(9時まで)を使って施工した。各ゾーンのLED交換と調光コントローラの設置を1夜ごとに分割し、3夜で全ゾーンの施工を完了。既存の蛍光灯配線を最大限活用し、新規配線工事を最小化することでコストを抑えた。

導入後のフィードバック

施設オーナーから「電気代が明確に下がった」という報告を受けたほか、「照明の雰囲気を変えられることで利用者の評判が上がった」とのフィードバックがあった。特に夕方のビジネス利用から夜のパーティー利用への切り替え時に、照明の変化が場の雰囲気作りに貢献しているとの評価を得ている。

まとめ

2027年問題:蛍光灯フェーズアウトへの対応

レンタルスペースで使われるHf蛍光管・直管蛍光灯は主要メーカーが2025〜2027年に製造終了予定。利用者の評価に直結する照明品質を維持するためにも、補修部品が枯渇する前の換装計画が重要です。

〜2026年既存蛍光灯の在庫流通・補修部品入手可
2027年〜一般蛍光灯の製造・輸入が事実上終了
2028年〜補修部品枯渇・修理不能化・照明コスト急増リスク

よくある質問

Q. レンタルスペースで調光対応LEDが必要な理由は何ですか?

A. セミナー・ワークショップ・パーティー・テレワークと利用目的が変わるため、照明の明るさや雰囲気を場面に応じて変えられる調光機能が差別化に直結します。PWM調光COBテープLEDで複数シーンを切り替えられます。

Q. PIRセンサーはレンタルスペースの省エネに効果的ですか?

A. 個室ブース・廊下・トイレなど人の出入りが不規則なエリアにPIR人感センサーを設置することで、無人時の自動消灯が実現します。予約空きの時間帯や清掃待機中の消費電力を大幅に削減できます。

Q. 2027年の蛍光灯廃止はレンタルスペースにどう影響しますか?

A. Hf蛍光管・直管蛍光灯は主要メーカーが2025〜2027年に製造終了予定です。利用者の評価に直結する照明品質を維持するためにも、補修部品が枯渇する前に調光対応COBテープLEDへの換装計画を立てることをお勧めします。

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