施工事例 B-152

図書館・アーカイブ LED照明施工事例
Ra90・調光・UV遮断・44%省エネ・年間41万円削減・投資回収3.3年

1,000㎡の図書館・アーカイブ施設を全館COBテープに換装。紫外線ゼロ・Ra90高演色・PIR人感センサーで貴重資料の劣化を防止しながら44%省エネ・年間41万円削減を達成。

44%
省エネ率
41万円
年間削減額
3.3年
投資回収
UV0
紫外線放射
Ra90
演色評価数
500lx
閲覧エリア照度

図書館やアーカイブ施設では、蛍光灯の紫外線が長年にわたって古典籍・写真・新聞資料を少しずつ劣化させます。「10年前より色が褪せている」と気づいた時にはすでに取り返しがつかないことも。また老朽化した蛍光灯のちらつきが、長時間の閲覧・調査作業をする利用者の眼精疲労を増加させているという現場の声も多く聞かれます。

「UV遮断LEDに替えてから、貴重資料室の保存状態に対する安心感が全く違います。閲覧者からも『明るくて読みやすくなった』と好評で、長時間利用者が増えました」

— 公共図書館・アーカイブ担当司書

よくある失敗例

「LEDならUVが出ない」と思い込み、UV遮断カバーなしの汎用LEDを貴重資料室に設置してしまったケースがあります。LED自体はUV放射が少ないものの、蛍光体の劣化で微量のUVが発生する製品もあり、長期間では資料への影響が出ます。UV放射量の仕様確認と専用カバーの使用を推奨します。

施設概要

施設種別
公共図書館・アーカイブ施設
総面積
1,000㎡
稼働時間
9:00〜21:00(12時間)
既存照明
蛍光灯(直管型・高周波式)
換装製品
調光COBテープ照明 UV遮断仕様
主な課題
資料の日焼け・紙面劣化・高い電気代

ゾーン別照明設計

ゾーン 用途 照明仕様 消費電力 照度・演色 特記事項
Zone A 閲覧室・読書エリア 調光COBテープ
10W/m × 200m
1,400W実効
(昼間70%調光)
500lx / Ra90 / 4000K 昼間自然光連動調光・グレアレス間接照明・眼精疲労低減
Zone B 書架・収蔵エリア COBテープ
8W/m × 160m
1,280W
(常時全灯)
300lx / Ra80 / 4000K UV遮断フィルター付き・書籍の日焼け・退色防止
Zone C 貴重資料室・アーカイブ保管 COBテープ
6W/m × 80m
480W
(常時全灯・低照度設計)
150lx / Ra80 / 3000K電球色 UVゼロ・低照度・電球色で資料劣化を最小化
Zone D 廊下・階段・トイレ・バックヤード PIR/COBテープ
6W/m × 120m
86.4W実効
(PIR 12%平均)
200lx / Ra80 / 4000K 人感センサーで節電最大化・館員以外が使わない時間帯対応

省エネ効果・コスト削減

消費電力(旧)
5,800W
蛍光灯合計
消費電力(新)
3,246W
COBテープ実効
省エネ率
44%
消費電力削減
電気代削減
30万円
年間(24円/kWh換算)
保守費削減
11万円
年間(ランプ交換等)
年間総削減額
41万円
電気代+保守費

2027年問題:蛍光灯フェーズアウトへの対応

〜2026年既存蛍光灯の在庫流通・補修部品入手可
2027年〜一般蛍光灯の製造・輸入が事実上終了
2028年〜補修部品枯渇・修理不能化・照明コスト急増リスク

紫外線(UV)放射比較と資料保護効果

照明種別 UV放射量(μW/lm) 資料への影響 図書館適性
従来蛍光灯(3波長型) 75〜120 μW/lm 紙面黄変・インク退色・表紙劣化(月単位で進行) 非推奨
ハロゲン・白熱球 50〜80 μW/lm UV中程度・熱による劣化も重なる 非推奨
標準LEDテープ 5〜15 μW/lm 蛍光灯比大幅低減・長期保管には追加対策推奨 条件付きOK
COBテープ(UV遮断カバー付き) 0〜2 μW/lm 以下 実質UVゼロ・貴重資料・写真・フィルムの長期保管に最適 最適

投資回収シミュレーション

項目金額備考
COBテープ照明 材料費70万円560m分・UV遮断カバー付き
施工費(電気工事・配線)50万円書架移動不要・既存配線活用
調光制御システム(Zone A)12万円昼光連動自動調光
PIRセンサー(Zone D)4万円廊下・トイレ・バックヤード
合計導入費136万円
年間電気代削減30万円12時間稼働・電力単価24円
年間保守費削減11万円ランプ交換・清掃コスト
年間総削減額41万円
投資回収期間3.3年136万÷41万

COBテープ照明の図書館・アーカイブ向け特長

よくある質問

Q. 図書館・アーカイブでUV遮断LEDが必要な理由は?

A. 紫外線は紙・インク・写真・布製品を経年劣化させます。一般蛍光灯のUV放射量(10〜15μW/lm)に比べ、UV遮断カバー付きCOB LEDテープは2μW/lm以下を実現し、資料の長期保存に貢献します。

Q. 閲覧室の照度は何ルクスが適切ですか?

A. JIS Z 9110ではライブラリー・閲覧室の推奨照度は500lxです。書架エリアは200〜300lx、貴重資料室は劣化防止のため150lx以下に抑える設計が適切です。

Q. 図書館のLED改修で補助金は使えますか?

A. 公共図書館は省エネ法の対象施設となる場合が多く、環境省・経済産業省の省エネ補助金や自治体の設備改修補助が活用できるケースがあります。申請に必要なエネルギー削減効果の算出書類作成をサポートしています。

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