施工事例 #147|スポーツ・レジャー施設

ゴルフ場・打ちっぱなし LED照明施工事例
IP66防水・均一照度・PIR節電
52%省エネ・年間130万円削減達成

旧水銀灯の照度ムラ・廃止規制リスクを解消。IP66防水・打席エリア均一照度・PIR節電設計で投資回収3.1年を実現した打席エリア施工データを全公開。

52%
電力削減率
130万円
年間コスト削減
3.1年
投資回収期間
IP66
防水規格

⚠ ゴルフ場・打ちっぱなし練習場の照明で起きやすいリスク

施設概要

施設種別
打ちっぱなしゴルフ練習場(2階建て・100打席)
施工エリア
打席エリア・フェアウェイ・駐車場・受付ロビー
旧照明
1000W水銀灯投光器×50台・蛍光灯×80本(受付・打席内)
問題点
照度ムラ・球切れ頻発・水銀灯廃止規制対応
照明ポール高
18m(フェアウェイ照射ポール・8本)
工期
7日間(営業前・深夜施工)

エリア別LED設計

エリア 推奨照度 色温度 選定機種・仕様
フェアウェイ(飛球エリア) 200lx均一 5000K IP66防水LEDスポーツ投光器 400W×50台・均一配光・フリッカーレス
打席エリア(1・2階) 300lx 5000K LEDベースライト・IP44防湿・フリッカーレス・打球確認照度確保
受付・ロビー 400lx 4000K LEDダウンライトRa90・調光対応・クリーンな印象演出
駐車場 50lx 4000K IP65防水LED投光器・PIR節電(深夜待機モード)
通路・階段 150lx 4000K LED非常灯対応シーリング・PIR人感センサー連動

設計4つのポイント

POINT 01

IP66防水・屋外耐候設計

フェアウェイを照射するポール投光器はIP66(強力な水の噴流に対して保護)以上を選定。風雨・結露・霜・飛球による直撃衝撃に対応し、10年以上の安定した屋外運用を実現。旧水銀灯で年4〜6回発生していたランプ交換作業がゼロになった。

POINT 02

フェアウェイ均一照度200lx

18mポール8本に投光器を分散配置し、フェアウェイ全体の照度200lx均一・均一度E≥0.5を達成。旧水銀灯で生じていた奥行き方向の暗部をなくし、ボールの飛球追視性を大幅に改善。安全管理レベルが向上しクレームがゼロになった。

POINT 03

即時点灯・フリッカーレス

LEDは点灯直後から100%出力で発光するため水銀灯の5〜10分待機が不要。早朝・夕方の営業開始時に照明が即座に整い、停電後も即時再点灯が可能。フリッカーレス仕様で打球の高速ビデオ分析・スイング確認動画の品質も向上。

POINT 04

PIRセンサー+時間帯調光

駐車場・通路・受付にPIR人感センサーを設置し、閉場後・深夜の不在エリアを自動消灯。フェアウェイ投光器は営業時間外に30%調光待機モードに切り替えるタイマー制御を実装し、年間電力コストをさらに15%削減。

コスト比較(年間)

BEFORE|旧水銀灯・蛍光灯
250万円
年間電気代(照明分)
AFTER|LED換装後
120万円
年間電気代(照明分)
指標旧照明LED換装後改善効果
年間電気代(照明)250万円120万円▲130万円削減
電力削減率52%削減
LED導入費用405万円(工事費込)
投資回収期間3.1年
照明故障・交換回数(年)12回1回以下メンテナンスほぼゼロ
フェアウェイ照度100〜180lx(ムラあり)200lx均一均一度大幅改善

照明選定チェックリスト

よくある質問

打ちっぱなし練習場のフェアウェイに必要な照度はどれくらいですか?
打ちっぱなし練習場のフェアウェイ(飛球エリア)には、JIS Z 9127(スポーツ施設照明)に基づき200lx以上の均一照度が推奨されます。照度が不均一だとフェアウェイ奥で打球の追視が困難になり、安全管理上のリスクが生じます。今回の施工例では18mポール8本に投光器を分散配置し、フェアウェイ全体で200lx均一を達成しています。
水銀灯廃止規制はゴルフ場にどのような影響がありますか?
水俣条約の規制強化により2027年(令和9年)以降は高圧水銀ランプの製造・輸入が実質禁止になる予定です。2027年以降は新品水銀ランプが入手できなくなるため、球切れが発生すると補修ができず照明設備全体の更新が必要になります。特にポール上の大型投光器は入れ替え工事が大規模になるため、早期のLED化が強く推奨されます。
既存の水銀灯ポールにLEDを後付けできますか?
多くのケースで対応可能です。既存ポールの強度・配線容量を確認した上でLED投光器を後付けすると、ポール新設コストをゼロに抑えられます。今回の施工例も既存18mポール8本を流用し、LED投光器を後付けしてポール新設コストをゼロにしました。ポール状態によっては補強工事が必要な場合もあるため、事前調査が必要です。
PIRセンサー節電はゴルフ練習場でどの程度効果がありますか?
PIRセンサーは主に駐車場・通路・受付など、来場者の往来が不規則なエリアで効果を発揮します。閉場後・準備時間の無人エリアが自動消灯されることで、年間電気代の10〜15%相当を追加削減できます。フェアウェイ・打席エリアはタイマー制御と調光待機モード(30%出力)の組み合わせがより効果的です。今回の施工では両方を組み合わせてトータル52%の電力削減を達成しています。

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