施工事例 B-145

消防署・警察署
LED照明施工事例

官公庁緊急施設900㎡ | 24時間即時点灯・防塵仕様・PIR節電で緊急出動対応と省エネを両立

44%省エネ達成
年38万円コスト削減
3.2年投資回収
即時点灯緊急対応
防塵IP54仕様

消防署・警察署は24時間365日稼働する緊急出動施設だ。HIDランプは点灯安定まで3〜5分を要するため、深夜の緊急出動時に車庫が暗い状態が続くという重大な問題がある。「照明が暗い」が「出動の遅れ」につながりうる環境では、瞬時点灯は省エネより優先度が高い要件だ。

COBテープLEDへの換装は、即時点灯・防塵IP54・PIR省エネを同時に満たすことで、緊急対応能力の向上とコスト削減を両立する。

「夜間出動の時に車庫が3分暗いというのは、ずっと気になっていた問題でした。LEDにしてから電源を入れた瞬間に明るくなるので、隊員から安全性が上がったという声が出ています。」(関東 消防署 施設管理担当)

施設概要・導入背景

施設種別消防署・警察署(官公庁・緊急出動施設)
施設規模900㎡(車庫・事務室・仮眠室・廊下・訓練場)
既存照明HIDランプ(車庫)・蛍光灯(事務・廊下)・白熱球(仮眠室)
課題HID点灯遅延で緊急出動時に車庫が暗い・24時間稼働の高電気代・保守頻度の増加
COBテープ採用理由瞬時点灯・防塵IP54・長寿命50,000h・PIR節電・低発熱(仮眠室の睡眠環境改善)

消防署・警察署は24時間365日稼働し、緊急出動の際には0秒で明るい車庫が必要です。従来のHIDランプは点灯から安定するまで3〜5分かかるため、夜間の緊急出動時に車庫が暗いという重大な問題がありました。LEDテープへの換装で即時点灯を実現しつつ、PIR人感センサーによる省エネも同時達成しました。

4ゾーン別 施工仕様

Zone A

車庫・ガレージエリア

機器: 防塵IP54/COBテープ 12W/m(Ra85/5000K)
敷設: 150m(消防車・パトカー上部+壁面間接)
消費電力: 1,800W(常時点灯・調光なし)
照度: 500lx(出動準備に十分な照度)
特記: 即時点灯・防塵IP54・排気ガス耐性強化設計
Zone B

事務室・当直室

機器: 調光COBテープ 10W/m(Ra90/4000K)
敷設: 80m
消費電力: 640W(調光80%平均)
照度: 500lx(事務作業用)
特記: 3段階調光(日中100%/夕方80%/深夜60%)
Zone C

廊下・階段・出入口

機器: PIR/COBテープ 8W/m(Ra80/4000K)
敷設: 80m
消費電力: 96W実効(PIR稼働率15%)
照度: 200lx
特記: 緊急出動警報連動で即フル点灯(PIR優先OFF機能付き)
Zone D

仮眠室・更衣室・浴室

機器: PIR/COBテープ 6W/m(Ra80/3000K)
敷設: 80m
消費電力: 72W実効(PIR稼働率15%)
照度: 100lx(仮眠・就寝に適した低照度)
特記: 電球色3000Kで睡眠の質を維持・PIR自動消灯

省エネ効果・投資回収試算

44%
省エネ率
27万
年間電気代削減(円)
11万
年間保守費削減(円)
38万
年間合計削減(円)
122万
施工費(円)
3.2年
投資回収期間
従来消費電力合計4,600W(HID×8台+蛍光灯+白熱球)
LED換装後消費電力2,608W(Zone A:1,800W + B:640W + C:96W + D:72W)
省エネ率約44%削減(PIR稼働率効果込み)
年間削減電力約17,500kWh(年間8,760h換算・24時間施設)
電気代削減約27万円/年(30円/kWh換算)
保守費削減約11万円/年(HID交換・定期点検の削減)
10年間累計削減約266万円
よくある失敗例:「予算優先でHIDをそのまま残し一部だけLEDにしたが、照明の色温度差で車庫が見にくくなった」

HIDランプ(黄〜白色)とLED(白色)を混在させると色温度差による視認性の低下が生じます。また部分換装では節電効果が限定的で、HIDの点灯遅延問題も解消されません。消防署・警察署の車庫は全灯COBテープLEDへの一括換装が最も効果的で、瞬時点灯・省エネ・保守削減を同時に実現できます。

緊急出動対応:即時点灯の重要性

消防署では夜間の緊急出動が最も多く発生します。従来のHIDランプは電源ON後に安定するまで数分かかるため、出動隊員が暗い車庫で装備を確認する危険な状況が生じていました。COBテープLEDは電源ONと同時にフル光束を発揮するため、この問題を根本的に解消します。

防塵IP54仕様の必要性(車庫環境)

仮眠室の睡眠環境改善

24時間勤務の消防・警察官にとって、仮眠時間の質は翌日の業務パフォーマンスと安全に直結します。従来の蛍光灯(5000K・高演色性なし)から電球色COBテープ(3000K・Ra80)に変更することで、就寝前のブルーライト刺激を低減し、睡眠の質向上に寄与します。

施工・工期の概要

2027年問題:蛍光灯の製造・輸入禁止が迫っています

2023年水銀に関する水俣条約に基づき、国内での蛍光灯製造・輸出入が原則禁止に
2025年国内在庫の流通継続も在庫枯渇が加速。交換用ランプの入手が困難になり始める
2027年目途既存在庫が完全枯渇する見通し。蛍光灯の補修・維持が事実上不可能に

消防署・警察署など24時間稼働の緊急施設で照明が確保できなくなることは、直接的な安全リスクになります。HIDランプの規制対応と合わせて、蛍光灯のLED化も早期に完了させてください。

よくある質問(消防署・警察署 LED照明)

Q. 消防署の車庫でHIDランプからLEDに換えると緊急出動時の対応が変わりますか?

HIDランプは点灯から安定するまで3〜5分かかるため、夜間の緊急出動時に車庫が暗い状態が続きます。COBテープLEDは電源投入と同時に100%の光量が出るため(瞬時点灯)、緊急出動時の視認性が大幅に改善されます。

Q. 消防署・警察署の官公庁施設でLED化の補助金は使えますか?

省エネ設備への補助金・交付金は地方自治体・環境省・経済産業省のスキームが複数あります。官公庁施設は公費支出のため補助金申請時に費用対効果の計算書(省エネ量・CO₂削減量)が求められることが多く、施工業者がサポートするケースもあります。

Q. 仮眠室の照明は睡眠の質に影響しますか?

はい。2700〜3000Kの電球色COBテープは覚醒を促すブルーライトが少なく、就寝前のメラトニン分泌を妨げにくいため睡眠の質改善に効果があります。24時間交代制勤務の消防職員・警察官にとって仮眠の質は業務パフォーマンスに直結します。

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